ソフト開発のクレオは2013年7月30日、会計システムのコンサルティングなどを手がけるビジネスブレイン太田昭和(BBS)に出資すると発表した。クレオの出資金額は6410万円。クレオがBBSの第三者割当を引き受ける形で、発行済み株式総数の1.1%に当たる10万株を取得する。IFRS(国際会計基準)関連ビジネスを強化する狙いだ。

 両社は2005年9月にシステム構築関連事業について協業。既にIFRS対応プロジェクトを共同で推進しているという。クレオの子会社であるクレオマーケティングのERP(統合基幹業務システム)パッケージ「ZeeM」のIFRS対応に関する監修をBBSが担当するなどしている。

 今回の出資によってクレオは「協業関係をさらに強固にする」と説明。BBSにはクレオのほか、日立ソリューションズやJFEシステムズが出資している。