写真共有SNSの米Pinterestは現地時間2013年7月26日、カスタマイズ機能を強化すると同時に、オンライン行動履歴の追跡拒否機能「Do Not Track」に対応したことを明らかにした。

 Do Not Trackは、インターネットユーザーがオンライン行動の追跡を拒否できるようにするための手段。これを有効にすると、ユーザーのサイト訪問履歴など、オンライン行動の情報収集を遮断できる。これまで多くの主要ブラウザーが対応しており、米Twitterも2012年5月に同機能をサポートした(関連記事:Twitter、プライバシー保護機能「Do Not Track」を実装 )。

 Pinterestは今回、カスタマイズ機能の強化として新たに「Edit Home Feed」ボタンを追加した。ユーザーが過去にピン留めした写真に基づいて、より関心の高いピンをホームフィードに表示するよう設定できる。また、「Pin It」ボタンが埋め込まれた外部サイトにユーザーがアクセスした場合、クッキーを介して訪問履歴情報を収集し、ユーザーの関心事に合ったピンやボードを提案する機能も導入した。

 なお、こうしたカスタマイズ機能に使われるオンライン行動関連のデータ収集は、「Do Not Track機能をサポートしているため、いつでもアカウント設定を変更すること停止できる」とPinterestは説明している。

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