写真●OCNのトップページ(2013年7月24日21時時点)
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 NTTコミュニケーションズは2013年7月24日、同社のサーバーに不正アクセスがあり、最大約400万件のOCN ID用メールアドレスと暗号化されたパスワードが外部に流出した可能性があると発表した。現時点では被害は確認されていないとしている。

 不正アクセスが行われたのは、メールアドレスを利用して、OCNメール・OCNマイページ・マイポケットなどにログインできるOCN IDサービスを管理するサーバー。同社では2013年7月23日に5つの不審なプログラムファイルを発見した。ファイルや通信ログなどを調査した結果、OCN IDのサーバーが外部から不正なアクセスを受け、OCN ID用のメールアドレスとパスワードを外部に抽出しようとするプログラムファイルを混入されたことが判明したという。

 NTTコミュニケーションズでは、流出した可能性のあるユーザーにはメールで連絡し、OCN ID用のパスワードの変更を依頼するとしている。

[発表資料]