NECは2013年7月22日、米ヒューレット・パッカード(HP)と次世代のハイエンド・サーバー開発で提携したと発表した。提携領域はx86系サーバーやブレードシステムなどで、開発期間を短縮し、他のサーバー大手に対する競争力を高める狙いだ。

 共同開発で提携する領域は、LinuxやWindowsを搭載するx86系サーバーの次世代機、ブレードの次世代アーキテクチャー、これまでHPが基本的に開発してきたUNIX OS「HP-UX」の三つで、いずれも高い可用性や処理性能を要求されるミッションクリティカル用途を狙う。

 x86系サーバーの次世代機は2014年中の製品化を目指す。両社がそれぞれ別個に製品化するものの、生産面での協力も検討しているもようだ。