LINEは2013年7月19日、同社が運営する「NAVER」ブランドのサービスの会員情報に対して外部からの不正アクセスを受け、NAVERアカウント情報が流出した可能性があると発表した。対象となるサービスは「NAVERまとめ」「Nドライブ」「NAVER Photo Album」「pick」「cafe」。同日20時現在、メンテナンス画面が表示され、ログインができない状態になっている。
同社が運営する無料通話サービスの「LINE」や、「livedoor」ブランドのサービスには影響はないという。
同社の説明によれば、7月18日10時すぎにNAVERアカウントのデータベースへの不正アクセスの可能性を認知し、直ちに調査したところ、不正アクセスの痕跡を発見した。影響範囲はNAVERアカウントの会員情報169万2496件で、電子メールアドレス、ハッシュ化(暗号化)されたパスワード、アカウント名(ニックネーム)が流出した可能性がある。
19日21時をめどにサービスを再開する予定。流出した可能性がある会員はパスワードを再設定する必要があり、個別に電子メールで案内される。