米Googleは現地時間2013年7月18日、2013年第2四半期の決算を発表した。売上高は141億500万ドルで、前年同期の118億700万ドルから19%増加した。傘下のMotorola Mobilityの事業を除いたGoogle事業の売上高は131億700万ドルで、前年同期の同条件の売上高から20%増加した。

 会計原則(GAAP)ベースの純利益は32億2800万ドル(希薄化後の1株当たり利益は9.54ドル)で、前年同期の27億8500万ドル(同8.42ドル)から16%増加した。

 当期の業績を事業別に見ると、傘下のWebサイトによる売上高は88億7000万ドル(Google事業売上高の68%)で前年同期比18%増。パートナーサイトからの売上高は31億9000万ドル(同24%)で同7%増加した。

 傘下のWebサイトとパートナーサイトを含む広告のペイドクリック総数は前年同期比で約23%増、前四半期比で約4%増。クリック単価は前年同期比で約6%低下、前四半期比で約2%低下した。

 提携パートナーに支払うトラフィック獲得コスト(TAC)は30億1000万ドルで、前年同期の26億ドルから増加した。TACの広告収入に占める割合は前年同期と同じ25%だった。また米国外の売上高は72億ドルとなり、Google事業の売上高の55%を占めた。

 Motorola Mobilityの売上高は9億9800万ドルで連結売上高に占める割合は7%。またMotorolaの営業損益(GAAPベース)は3億4200万ドルの赤字で、赤字額は前年同期の1億9900万ドルから拡大した。

 当期末時点の正社員数は4万4777人で前の四半期末時点から約9000人減少した。Google事業の正社員は約1000人増えたが、Motorola事業が約1万人減少した。

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