総務省は2013年7月12日、2012年度補正予算を財源とするコンテンツ海外展開促進を目的とする「国際共同製作支援事業」について、「地域の活性化に資する国際共同製作に関する調査研究」部門の映像コンテンツ企画の選定結果を発表した。

 2013年5月27日から6月21日までの公募期間において、合計101件(海外の組み先ありが44件、組み先なしが57件)の応募があった。選定基準に基づき、12件(組み先ありが6件、組み先なしが6件)の映像コンテンツ企画を本事業の支援対象として選定した。

 組み局ありの応募で企画が採用されたのは、静岡朝日テレビとエイチ・ビー・シー・フレックス、福井テレビジョン放送、中海テレビ放送、北海道文化放送、東北新社である。組み局なしの応募では、南海放送とコスモ・スペース、東日本放送、テレビ新潟放送網、長野朝日放送、テレビ東京の各企画が採用された。

 「国際共同製作支援事業」の四つの事業類型のうち、「グローバル・メディアとの国際共同製作に関する調査研究」に関する映像コンテンツ企画の募集の採択結果については、7月中旬の発表を予定する。「アジア地域における国際共同製作に関する調査研究」と「グローバル市場の開拓に向けた国際共同製作に関する調査研究」の採択結果は2013年6月21日に発表されている。

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