写真1●「EveryPad」を発表するヤマダ電機 代表取締役副社長兼代表執行役員COOの一宮忠男氏(中)、UQコミュニケーションズ 代表取締役社長の野坂章雄氏(左)、レノボ・ジャパン 代表取締役社長のロードリック・ラビン氏(右)
写真1●「EveryPad」を発表するヤマダ電機 代表取締役副社長兼代表執行役員COOの一宮忠男氏(中)、UQコミュニケーションズ 代表取締役社長の野坂章雄氏(左)、レノボ・ジャパン 代表取締役社長のロードリック・ラビン氏(右)
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写真2●ヤマダ電機が7月12日から発売するオリジナルの7インチタブレット「EveryPad」
写真2●ヤマダ電機が7月12日から発売するオリジナルの7インチタブレット「EveryPad」
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 ヤマダ電機は2013年7月11日、同社のオリジナルコンテンツなどをプリインストールした7インチディスプレイ搭載Androidタブレット「EveryPad」を発表、12日から全国のヤマダ電機グループ各店および「ヤマダ電機 WEB.COM」で発売する(写真1写真2)。ハードウエアはレノボ・ジャパンとの共同開発で、価格は2万1800円。ヤマダ電機がUQコミュニケーションズのMVNOとして提供している通信サービス「YAMADA Air Mobile WiMAX」の新規加入およびモバイルルーター「Wi-Fi WALKER WiMAX HWD13」とのセット販売も実施。この場合の本体価格を先着5000台に限り0円とする。販売目標は年内20万台。

 ヤマダ電機の代表取締役副社長兼代表執行役員COOである一宮忠男氏は、EveryPadの開発について、「企画、デザイン、仕様、コンテンツをヤマダ電機が主体的に提案」し、顧客視点に立った「川下発想で、機能を過不足なく入れた」と説明。EveryPadは第1弾製品であり、今後第2弾、第3弾の製品も考えていると述べた。

 EveryPadの主な特徴は、(1)対話形式による音声検索機能、(2)オリジナルのビデオ・音声通話ソフトの搭載、(3)付属のペンによる操作および手書き文字入力、(4)2年間の製品保証サービス、(5)同社の「YAMADA Multi SNS」専用アプリのプリインストール、など。(3)の手書き入力はプリインストールしているMetaMoJiの「7notes with mazec」で実現する。

 主な仕様は以下の通り。OSはAndroid 4.2、プロセッサは台湾MediaTekの1.2GHz動作でクアッドコアの「MTK 8125」、メモリーは1GB、ストレージは16GB。ディスプレイサイズは7.0インチで解像度は1024×600ドット、5点のマルチタッチ対応IPSパネルを搭載する。外形寸法は幅194×奥行き120×高さ11mm。重量は約345g。フロントおよび背面にカメラを搭載し、フロントは約30万画素、背面は約500万画素。無線LANはIEEE802.11b/g/a/n。microSDカードスロット(最大64GB)を備える。

■変更履歴
当初製品名を「EasyPad」としていましたが、「EveryPad」の誤りです。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2013/07/11 19:30]