写真●ActiveImage Protector 3.5 Server Editionの画面
写真●ActiveImage Protector 3.5 Server Editionの画面
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 ネットジャパンは2013年7月10日、イメージバックアップソフト「ActiveImage Protector」(写真)のラインアップを拡張し、複数のハイパーバイザーをまたがって合計で5台までの任意の仮想サーバー機を保護できる新ライセンス「Virtual Editionクラウドライセンス」を発表、同日出荷した。

 ActiveImage Protectorは、OSを含んだディスクイメージを丸ごとバックアップするソフト。システム障害時のリカバリー(復旧)や、異機種間のシステム移行などに利用する。保護対象に応じて、「Server Edition」(Windows Server用)、「Desktop Edtion」(Windows用)、「Linux Edition」(Linux用)の3つの基本ソフトを用意する。

 エディションの一つとして、Server/Desktop/Linuxの各エディションのソフトウエア(バイナリー本体)をセットにしつつ、ライセンス上の制約として保護対象を仮想サーバー機に限定して価格を抑えた「Virtual Edition」も用意している。保護対象となる仮想サーバー機が複数台ある場合は、Server/Desktop/Linuxの各エディションを台数分購入するよりもVirtual Editionを購入した方が安い。

 今回、Virtual Editionのライセンス方式を拡大した。これまでは物理サーバー(ハイパーバイザー)が1台に限定される一方で仮想サーバー台数に制限がない「仮想環境ライセンス」を提供してきたが、これに加えて、物理サーバー(ハイパーバイザー)が何台あっても構わないが、仮想サーバー機の合計台数が5台までに限られる「クラウドライセンス」を用意した。

 Virtual Editionの価格(税別)は、仮想環境ライセンスとクラウドライセンスともに19万8000円。なお、Virtual Edition以外のライセンス(保護対象が1~4台時の1台当たりの価格)は、Server Editionが16万6200円、Linux Editionが14万5000円、Desktop Editionが1万200円である。