ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(B-CAS社)は2013年7月8日、有料放送を無料で視聴できるように不正に改ざんされたB-CASカードの第三者への譲渡などの行為をした44歳の男に対し損害賠償の支払いを求める民事訴訟について、東京地方裁判所で第一審判決の言い渡しが同日に行われたと発表した。

 東京地裁はB-CAS社側の請求を全面的に認め、損害請求額全額の支払いを命じた。金額は174万5101円である。

 なおWOWOWとスター・チャンネル、スカパーJSATも同日付で、不正改ざんカードの第三者への譲渡などの行為をした男に対して行った損害賠償の支払いを求める民事訴訟について、東京地方裁判所で第一審判決の言い渡しが行われたと発表している(関連記事:B-CASカードの不正視聴に関する民事訴訟、第一審で有料放送事業者側が勝訴)。

[B-CAS社の告知ページへ]