米カリフォルニア州のサンフランシスコ国際空港で現地時間2013年7月6日に韓国Asiana Airlinesの航空機が着陸に失敗した事故について、米FacebookのSheryl Sandberg最高執行責任者(COO)は同機に搭乗するはずだったが便を変更したため難を逃れたことを自身のFacebookアカウントで同日明らかにした。

 Sandberg氏の投稿によると、同氏の家族、およびFacebookの同僚であるDebbie Frost氏、Charlton Gholson氏、Kelly Hoffman氏は、Asiana航空機を利用する予定だったが、家族のチケットにマイルを使用するために米United Airlinesの便に変更した。Unitedの航空機がサンフランシスコ国際空港に着陸したのは、事故の約20分前だったという。

 また、事故を起こしたAsiana航空機には韓国Samsung ElectronicsのDavid Eun副社長が搭乗していたが無事だった。Eun氏は事故直後、自身のTwitterアカウントに「たった今、サンフランシスコ国際空港に胴体着陸した。尾翼がもぎ取られている。ほとんどの人が無事なようだ。私も無事だ」と、煙を上げている機体の写真とともにコメントを投稿。その後も救助作業の様子などをツイートした。

 同事故では2人が死亡、180人以上が負傷したと伝えられている(米USA TODAY)。