Rubyアソシエーション、日本Rubyの会、松江市は2013年7月5日、「Ruby Prize」を創設したと発表した。直近2~3年にRubyコミュニティにおいて顕著な活動実績や功績があった個人を表彰する。2013年11月21日~22日に島根県松江市で開催される「RubyWorld Conference 2013」(関連記事)の会場で表彰し、副賞として松江市から100万円が贈呈される。

 Rubyアソシエーション、日本Rubyの会、松江市で「Ruby Prize実行委員会」を構成。Rubyアソシエーション評議員と同理事、日本Rubyの会理事と同監事、CRubyコミッタ、RubyWorld Conference講演者からの推薦と、一般からの推薦により候補者を募集。実行委員会が選考する。

 「Rubyは1995年以来オープンソースソフトウエアとして公開されており、ここまで普及したのは誰かひとりの成果ではなく、これまでに自発的に参加してくださった皆さんの努力の結晶です。しかし、どうしても世間からの注目は、プロジェクトを始めた人、長く活動している人に集中しがちです。そこで新規にRubyコミュニティ活動に参加した人が正当な評価を受けられるように、今回、Rubyに関する『新人賞』とでもいうべきRuby Prizeという賞を創設することにしました」(まつもとゆきひろ氏)。

 詳細はRubyアソシエーションのWebサイトに掲載している。