写真●エヌ・エム・アールの「Wandboard Quad」
写真●エヌ・エム・アールの「Wandboard Quad」
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 エヌ・エム・アールは2013年7月8日から、4つのARMプロセッサコアを搭載した小型CPUボード「Wandboard Quad」の販売を開始する(写真)。同社サイトから注文できるようにする予定。

 Wandboard Quadは、既に販売しているデュアルコアの「Wandboard Dual」とシングルコアの「Wandboard Solo」の上位製品に当たる。SoCに「Freescale i.MX6 Quad」を採用。CPUコアは「Cortex-A9」が4つ、動作周波数は1.2GHzであり、GPUは「Vivante GC2000」。メインメモリーは2Gバイト。ストレージ用に、microSDカードスロットとSATAインタフェースを搭載する。

 このほか、外部インタフェースとしてはHDMI、ギガビットイーサネット、IEEE802.11b/g/nの無線LAN、Bluetooth、USBホスト、USB OTG、オーディオ、マイクなど。ただし、無線LANとBluetoothは日本国内で使用できない。OSは、Android、UbuntuなどのLinuxが動作する。

 価格は1万7500円で、別途送料が必要。