左から、ヤフーの谷田氏、平成ノブシコブシの吉村さん、徳井さん、CCCの北村氏
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平成ノブシコブシの2人は、「Y」と「T」のTシャツ姿でトークを披露
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SHIBUYA TSUTAYAの看板。「Y」の文字が、ヤフーのロゴに変わっている
SHIBUYA TSUTAYAの看板。「Y」の文字が、ヤフーのロゴに変わっている
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 ヤフーとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は2013年7月1日、両社のポイントサービスを統合した。ヤフーが運営する「Yahoo! ポイント」のポイントを、CCCの「Tポイント」に切り替えた。これを受け両社は、2日にイベントを開催。ポイントサービスの統合をアピールした。

 イベントは、東京・渋谷にある店舗「SHIBUYA TSUTAYA」で開催した。挨拶に立ったヤフー 執行役員 セントラルサービスカンパニー長の谷田智昭氏は、今回の統合を「ネットとリアルの最強同士のタッグ」と表現。「ヤフーのサービスで貯まったTポイントと、リアルの店舗で貯まったTポイントを、ネットとリアルの境を超えて使える」と、メリットを強調した。

 Yahoo! ポイントは、Yahoo! JAPANが運営する「Yahoo! ショッピング」「Yahoo! トラベル」などのサービスで使われてきた。一方のTポイントは、TSUTAYAやファミリーマートなど国内の約5万8000店舗で利用できる。この両者の統合で生まれる新たなポイントサービスは「(ユーザーにとっての)選択肢の広さが価値。これを今後さらに突き詰めて広げていきたい」(CCCの常務取締役 北村和彦氏)という。

 イベントには、「ポイント統合記念アンバサダー」に選ばれたお笑いコンビ、平成ノブシコブシの2人も登場。コンビを構成する吉村崇さんの頭文字「Y」がヤフー、徳井健太さんの頭文字「T」がTポイントを示していることなどに触れながら、統合によってポイントが便利に使えるようになるとアピールした。

 Yahoo! ポイントのユーザーは、Yahoo! JAPANで「Tカード」の番号を登録すれば、これまで貯めたポイントをカードで使えるようになる。Tカード番号を登録したユーザーに、抽選で500ポイントが当たるキャンペーンを実施する。

 なお、ネット上でTポイントを使うためのログインID「T-ID」は、今後、「Yahoo! JAPAN ID」に統合予定。「Tサイト」などログインにT-IDが必要なサービスは、Yahoo! JAPAN IDで使えるようになる。