写真●FAQ検索サービスの利用画面
写真●FAQ検索サービスの利用画面
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 アシストは2013年7月1日、オープンソース(OSS)のオフィスソフト「LibreOffice」を導入しているユーザー企業に向けて、LibreOfficeのFAQ(よくある質問と回答)と技術資料(ガイドブック)をWebで閲覧できるようにしたサービス「FAQ検索サービス」(写真)を発表した。7月22日に提供開始する。

 アシストのサポートセンターが所有/更新しているユーザーサポート用のWebコンテンツ(FAQと技術資料)を年額制で提供する。Webブラウザー経由でアシストのサポートセンターにWebアクセス(ログイン)して利用する。キーワード検索や機能一覧からFAQ情報にアクセスできるほか、各種の技術資料を入手できる。対象となるアプリケーションは、Writer(ワープロ)、Calc(表計算)、Impress(プレゼンテーション)の三つ。

 FAQ検索サービスの価格(税別、以下同)は、パソコン250台分のライセンスを含んだ最小構成で12万5000円(1台当たり500円)。250台以上の場合の1台当たりの単価は、250台以上2400台未満で500円、2400台以上6000台未満で400円、6000台以上1万5000台未満で300円、1万5000台以上で200円。

 なお、FAQ検索サービスはこれまで、「操作ヘルプデスク・サービス」(価格は250台で28万7500円)および「マクロヘルプデスク・サービス」(価格は開発者2人までで100万円から)というLibreOffice用の二つのヘルプデスクサービスに含まれる機能として提供してきた。今回、これらのサービスはそのままに、FAQ検索サービスだけを切り出して単品メニュー化した形である。

 さらに、FAQ検索サービスの単品メニュー化に合わせ、以前と比べてユーザーインタフェースを使いやすく改善した。具体的には、機能面では、FAQのキーワード検索において、入力中の文字列を補完して検索キーワードの候補を提示するサジェスト機能を追加した。ビジュアル面では、画像と動画をふんだんに利用した。