写真●SI Object Browserの画面(写真は、2008年から出荷している現行製品のSI Object Browser for SQL Server)
写真●SI Object Browserの画面(写真は、2008年から出荷している現行製品のSI Object Browser for SQL Server)
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 アシストは2013年7月2日、PostgreSQLのデータベース操作をGUI画面だけで実行できるツール「SI Object Browser for Postgres」を発表した。11月上旬に販売開始する。開発会社はシステムインテグレータで、アシストは総販売代理店となる。

 SI Object Browser for Postgresは、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)のPostgreSQLをGUI経由で管理/操作するためのツールである。SI Object BrowserからPostgreSQLに直接接続し、テーブルなど各種オブジェクトの作成と編集、ストアドプロシージャ(PostgreSQL側に配置する業務ロジック)の作成、SQLの実行など、各種のデータベース操作/メンテナンス操作を実行できる。

 データベース操作のほか、各種のユーティリティー機能も提供する。例えば、数十万件のテストデータを自動作成する機能、テーブル定義書などの各種ドキュメントを出力する機能、SQLの入力中にテーブル一覧を補完表示するアシスタント機能、などを提供する。

 なお、SI Object Browser for Postgresは、データベース操作ツール「SI Object Browser」(写真)のラインアップの一つであり、操作対象データベースをPostgreSQLとしたエディションである。既存のOracle Database向け、SQL Server向け(関連記事:システムインテグレータがDB操作ツール「SI Object Browser」にSQL Server用を追加)、DB2向け、HiRDB向け、Symfoware向けに続き、新たにPostgreSQL向けを追加した形である。

 価格は未定だが、販売目標はBrowser for Postgresが製品出荷後3年間で約1億円。システムインテグレータが販売する既存製品の価格(税別)は、例えばOracle Database向けのSI Object BrowserやSI Object Browser for SQL Serverの場合で、最小構成となる1クライアントライセンスが4万6500円。