NTT西日本と子会社のNTTメディアサプライは2013年6月27日、NTTメディアサプライが飲食店などの店舗向けに販売しているフレッツ光回線を利用した公衆無線LANサービス「DoSPOT」の屋外版である「DoSPOT STREET」を提供開始すると発表した。

 6月28日から商店街単位で店舗にDoSPOTを採用する地域や自治体などに向けて販売を開始する。導入すると商店街を回遊中の来訪者に対して、無料のインターネット接続サービスを提供したり、商店街で実施中のイベントの告知、クーポン配布などのサービスが提供できる。また、店舗用のDoSPOTと組み合わせて、店舗に来訪者を誘導するといった使い方ができる。DoSPOT STREETの提供価格は、希望する商店街や自治体ごとに個別見積もりとなる。

 6月28日からは、DoSPOTおよびDoSPOT STREETの無料インターネット接続の時間制限や回数制限を拡大する。これまでは1回の接続につき最大10分、1日2回までだったが、これを1回最大15分、1日4回まで利用できるようにする。合計すると1日に最大60分まで無料インターネットが利用できる。

 なお、DoSPOT STREETを展開したエリアの一部ではNTT西日本の公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」のローミング接続も提供する。

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