Digg Readerの登録ページ
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 米betaworks傘下のソーシャルニュースサイト「Digg」は現地時間2013年6月26日、終了が間近に迫った米GoogleのRSSリーダー「Google Reader」の代替候補となる「Digg Reader」(ベータ版)の公開を発表した。早期登録したユーザーから順に提供し、速度と安定性を維持するため、数日かけて段階的に提供対象を拡大する。メールアドレスを登録したユーザーには、利用可能になった際に通知する。

 Digg Readerは、Google Readerからフィードやフォルダーを手軽に移行でき、Google Readerと同様に、キーボードショートカットキーを使ったすばやい操作、リスト表示と全文表示の切り替えが可能。

 「Popular」ボタンをクリックすれば、関心の高い未読記事に即座にアクセスできる。「Twitter」「Facebook」「Instapaper」「Pocket」「Readability」と連携するほか、ユーザー同士でフィードや記事の共有も可能。

 iOS対応アプリケーションを6月27日に米Appleの「App Store」で公開する予定。Android対応アプリケーションは7月末までのリリースを予定している。

 また今後数カ月のうちに、検索、並べ替え、ランク付け、インポート/エクスポートといった各種機能を追加したいとしている。

 7月1日のサービス終了が決まっているGoogle Readerの移行先として、Digg Reader以外にも多数のサービスが名乗りを上げている。米FeedlyはGoogle Readerのバックエンドに代わるクラウドサービス「Feedly Cloud」を6月19日に公開し(関連記事:Google Reader代替候補のFeedly、クラウドサービス「Feedly Cloud」を公開)、米AOLも「AOL Reader」(ベータ版)を6月24日に公開している(関連記事:AOLもGoogle Reader代替候補に名乗り、「AOL Reader」バージョン1を公開)。

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