写真●「Hitachi Unified Compute Platform かんたん仮想化モデル」の例
写真●「Hitachi Unified Compute Platform かんたん仮想化モデル」の例
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 日立製作所は2013年6月26日、中小規模のサーバー仮想化環境(仮想サーバー数64台まで)の構築に必要なハードウエア/ソフトウエアを組み合わせた「Hitachi Unified Compute Platform かんたん仮想化モデル」(写真)を6月27日に発売すると発表した。価格は812万3850万円から。7月31日に出荷を開始する。

 同システムは、プライベートクラウドやサーバー統合などのシステム基盤。事前検証済みのサーバー、ストレージ、ネットワーク、サーバー仮想化ソフトなどを組み合わせた構成の中から、顧客のシステム要件に応じて最適なものを選択し、基本設定を済ませた状態で提供する。

 仮想サーバー数は4~64台の範囲で、仮想化ソフトはVMware vSphereまたはHyper-Vから選択可能。さらに、運用管理を効率化する運用支援マニュアルや、操作トレーニング(Hyper-V選択時はオプション)を提供する。vSphereおよびラックマウントサーバーを含む構成を選択した場合は、管理ソフト「VM Simple Console Utility」が標準添付する(Hyper-V環境には2013年10月に対応予定)。