米Microsoftは現地時間2013年6月24日、K―12(幼稚園~高校)向けに特化した検索サービス「Bing for Schools」を発表した。米国の学校を対象に年内に提供を開始する。

 Bing for Schoolsは、検索結果ページに広告をいっさい表示せず、成人向けコンテンツを遮断し、プライバシー保護機能を強化して無償で提供する。

 また、デジタルリテラシー(デジタルを活用する能力)を向上するための学習機能を備える。たとえばホームページでナマケモノの写真を表示し、「ジャングルで1平方マイルにナマケモノが何匹いるか?」といった質問をあわせて掲載し、検索ツールを使って答えを探すことを学べるようにする。

 Bing for Schoolsはオプトイン方式で提供するため、学校は導入するか通常のBingの使用を続けるかそれぞれの方針で判断できる。Bing for Schoolsを導入すると、追加のソフトウエアなどをインストールすることなく、学校のネットワークにわたるすべての検索を「Bing.com」上で実行できるようになる。

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