米Appleのセットトップボックス「Apple TV」
米Appleのセットトップボックス「Apple TV」
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 米Appleは現地時間2013年6月19日、同社のセットトップボックス「Apple TV」で利用可能なチャンネルに「HBO GO」と「WatchESPN」などが加わったと発表した。

 HBO GOでは、米HBO制作のテレビ番組、人気映画、スポーツ番組、ドキュメンタリー、コメディーなどに無制限でアクセスできる。メイキングなどの特別コンテンツも配信する。HBO GOチャンネルを利用するには提携プロバイダーを通じてHBOのテレビサービスに契約している必要がある。

 WatchESPNは、提携プロバイダーとのビデオサービス契約に米ESPNのネットワークが含まれているユーザーを対象に、「ESPN」「ESPN2」「ESPNU」「ESPN3」「ESPN Buzzer Beater/Goal Line」のライブ番組へのアクセスを提供する。「ESPN.com」サイトのハイライトシーンやニュースクリップ、傘下の番組の短編ビデオなどを一部オンデマンドで配信する。

 また、新たにニュース専門局「Sky News」、日本のアニメを中心に提供する動画サービス「Crunchyroll」、音楽サービス「Qello」も見られるようになった。Sky Newsは米国、英国、アイルランドで24時間ビジネス、政治、エンターテインメントなどのニュースを配信する。Crunchyrollでは、日本で放送された1時間後に日本のアニメを視聴できる。Qelloはコンサートをはじめ、音楽ファン向けの映像をオンデマンドでストリーミング配信する。

 Apple TVで今回新たに加わったチャンネルを利用するには、Apple TV用ソフトウエアを最新バージョン「5.3」にアップデートする必要がある。第2世代および第3世代のApple TVに対応する。

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