Feedlyの画面イメージ
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 RSSリーダーの米Feedlyは現地時間2013年6月19日、クラウドサービス「Feedly Cloud」を公開したと発表した。終了を目前に控えた米Googleの「Google Reader」のバックエンドに代わるもので、Google Readerからの手軽な移行を可能にするとしている。

 Feedly Cloudを利用するには、最新版(バージョン16)のFeedlyアプリケーションをインストールしている必要がある。Googleアカウントの移行は今後数日で行われる。新規のユーザーは、Feedlyサイトで「Import Your Google Reader」を選べばGoogle ReaderからFeedly Cloudに移行できる。

 また、ほとんどの主要ブラウザーからWeb版にアクセスする場合、プラグインや拡張機能をインストールする必要がなくなった。

 Feedlyによると、多数の開発者がFeedlyのAPIを通じたFeedly Cloud対応に取り組んでおり、第1弾として、Webサービスを連携する「IFTTT」、ソーシャルメディア管理の「Sprout Social」、Android端末向けGoogleReader用アプリケーション「Press」など9つのアプリケーションがFeedly Cloudに対応済みという。

 Googleは、Google Readerを7月1日に終了する計画を3月13日に明らかにした。その2日後、Feedlyは「48時間で50万人以上のGoogle ReaderユーザーがFeedlyに移行した」と発表し、Google Readerユーザーの移行を歓迎するとしてサービス向上を宣言した(関連記事:RSSリーダーのFeedly、Google Readerから50万人のユーザーを獲得 )。

 米betaworks傘下のソーシャルニュースサイト「Digg」も、RSSサービス「Digg Reader」を来週公開する予定で、Google Reader代替候補として名乗りを上げている(関連記事:Digg、Google Reader代替候補の「Digg Reader」を来週公開へ )。

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