キヤノンITソリューションズは2013年6月17日、統合セキュリティソフト「ESET Endpoint Protection Advanced」とウイルス対策ソフト「ESET Endpoint Protection Standard」を7月1日に発売すると発表した。WindowsやMac、Linuxを対象とした旧製品に、Android端末を保護する製品を追加した新たなパッケージ製品となる。

 ESET Endpoint Protection Advancedは旧製品の「ESET Endpoint Security」と対応する。同 Standardは旧「ESET Endpoint アンチウイルス」と対応する。旧製品にAndroid向けセキュリティソフト「ESET Endpoint Security for Android」を追加したのが新製品となる。WindowsやMacなどを保護するソフトのバージョンアップではない点に注意が必要だ。

 特徴はOSや端末の種類を問わず、「1ライセンスで1台を保護」というシンプルな料金体系になること。例えば1人のユーザーが保有するWindows PCとAndroidスマートフォンを保護する場合、同じ製品を2ライセンス分購入することになる。管理者がOSごとに別々の製品を購入する手間を掛けなくていい。ライセンス料金は旧製品と変わらない。

 ESET Endpoint Security for Androidについては、2013年5月7日から5月31日までベータ版を提供していた(関連記事)。今回の新製品で正式版を出荷する。機能はベータ版と同様だ。