写真●PT Cyberindo AditamaのPresident/CEO ダニ・スマルソノ氏(左)とトランスコスモス社長兼COOの奥田昌孝氏(右)
写真●PT Cyberindo AditamaのPresident/CEO ダニ・スマルソノ氏(左)とトランスコスモス社長兼COOの奥田昌孝氏(右)
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 トランスコスモスは2013年6月14日、インドネシアの財閥、サリム・グループのIT企業であるPT Cyberindo Aditamaとの合弁会社、トランスコスモス・インドネシアを設立したと発表した(写真)。インドネシア市場向けに、主にコールセンターのサービスを提供する。

 トランスコスモスは日本や中国、韓国などで事業展開してきた。こうしたノウハウを基に、インドネシアでもインバウンドやアウトバウンド、ソーシャルメディアのマネジメント、顧客の声の分析といったサービスを推進する。将来的にはデジタルマーケティングやECアウトソーシングなどにもサービスを拡大するという。

 トランスコスモスとPT Cyberindo Aditamaは、12年11月に合弁会社の設立で基本合意していた。新会社の資本金は約200万米ドルで、出資比率はトランスコスモスが50%、PT Cyberindo Aditamaが50%である。

 今後の販売目標などは明らかにしていないが、現地のコールセンターの席数を、当初の514席から18年内には3000席に増やす計画を立てている。オペレータを含めた社員数も18年内に5000人にする予定だ。