Macintosh用の新OS「OS X Mavericks」が発表された。OS自体の見た目に大きな変化はないが、機能面や使い勝手でさまざまな改良がなされる
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WWDCでは、iPhone／iPod touch／iPad用の次期OS「iOS 7」とともに、Macintosh用の次期OS「OS X Mavericks」も発表された。「次の10年を見据えた」新OSとの表現からは、広範に渡る改良と、アップルが新OSに寄せる大きな期待を感じさせる。見た目がガラッと変わったiOS 7とは対照的に、デザインに大きな変化はないが、使い勝手や安全面を高めつつ、iPhoneやiPadとの連携機能を充実させるという。次の10年に向かって踏み出す第一歩といった位置付けか。
ニックネームの付け方を変えたのも、刷新への意気込みを込めた結果かもしれない。従来のOS Xは「OS X 10.8 Mountain Lion」のように、ネコ科の動物名が末尾に付けられていたが、今回発表されたMavericksはアップル本社があるカリフォルニアに実在するサーフィンの名所の地名だ。今後発表される新バージョンも、カリフォルニアにある地名を付けていくという。
現在開発を進めているMavericksのリリースは2013年秋になる予定。Mac AppStoreでのダウンロード販売となり、価格は未定だ。
Marvericksはカリフォルニアにあるサーフィンの名所。壁紙はそこに打ち寄せる大波がモチーフとのこと。「今後10年を見据えたOS」と紹介するところは、新OSにかける意気込みが感じられる
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OS X Mavericksで追加や改良が図られたおもな機能の一覧。改良は多岐に及ぶという
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