液晶画面が回転してタブレットとしても使えるノート「IdeaPad Yoga 11S」
液晶画面が回転してタブレットとしても使えるノート「IdeaPad Yoga 11S」
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Android 4.1.2を搭載した7型タブレットの「IdeaTab A1000」
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今後投入する予定の10型のWindows 8タブレット「IdeaPad Miix10」。キーボード一体型のケースを装着できる
今後投入する予定の10型のWindows 8タブレット「IdeaPad Miix10」。キーボード一体型のケースを装着できる
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画面を水平にした状態で使える「IdeaCentre Horizon」。専用コントローラーでエアホッケーなどのゲームが楽しめる
画面を水平にした状態で使える「IdeaCentre Horizon」。専用コントローラーでエアホッケーなどのゲームが楽しめる
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 レノボ・ジャパンは2013年6月11日、パソコンやタブレットの新モデルを発表した。ディスプレイ部が360度回転してタブレットとしても使えるノート「IdeaPad Yoga 11S」、大音量のスピーカーを搭載した低価格のAndroidタブレット「IdeaTab A1000」などをそろえた。発表会ではスマートフォンやタブレットなどの製品ジャンルを強化する戦略を示したほか、今後投入する予定の“Surface対抗”のWindows 8タブレットも披露した。

 IdeaPad Yoga 11Sは、ディスプレイ部のヒンジを360度回転させるとキーボードの下側に付き、タブレットとしても使えるノートパソコン。従来モデル「IdeaPad Yoga 13」を小型化し、液晶画面を11.6型とした製品である。Core i5-3339Y(1.5GHz)を搭載したモデルで実勢価格は約16万円。発売は6月下旬の予定だ。

 このほか、13.3型液晶を備えたUltrabook「IdeaPad U330p」、11.6型タッチパネルで実勢価格約8万円からの「IdeaPad S210 Touch」、15.6型で実勢価格7万円からの「Lonovo G500」などを投入する。Gモデルの一部を除き、Office Home and Business 2013をプリインストールする。

 IdeaTab A1000は7型液晶のAndroidタブレット。解像度は1024×600ドット。本体の前面にステレオスピーカーを内蔵しており、大きな音が出る点が売り物で、音響効果を出す「ドルビーデジタルプラス」にも対応する。実勢価格は約1万8000円。

 デスクトップでは27型液晶で最新CPUのCore i7-4700MQ(2.4GHz)を搭載する「IdeaCentre A730」やタッチパネルと同様の操作ができるワイヤレスタッチパッドが付属する「IdeaCentre B340」、タワー型の「IdeaCentre K450」をそろえた。

 コンシューマ事業統括執行役員専務の留目真伸氏は、同社とNECパーソナルプロダクツと合わせて国内1位のシェアを獲得しているとアピール。さらに「今後はタブレットなど“PCプラス”の分野でシェアを上げることにフォーカスする」と戦略を示した。

 そのために、パソコンとしてもタブレットとしても使えるコンバーチブル型の製品も強化すると説明。発表会の中では今後投入を予定する機種として、マイクロソフトのSurface対抗となる10型のWindows 8タブレット「IdeaPad Miix10」を見せた。発売時期は未定。このほか、会場では、背面のスタンドを倒すと画面を水平にした状態で使える「IdeaCentre Horizon」も参考展示していた。