図1●避難情報(開発途中)
図1●避難情報(開発途中)
[画像のクリックで拡大表示]
図2●避難所情報(開発途中)
図2●避難所情報(開発途中)
[画像のクリックで拡大表示]
図3●被害情報(開発途中)
図3●被害情報(開発途中)
[画像のクリックで拡大表示]

 東北放送(TBC)は、「公共情報コモンズ」を活用して、宮城県内の各市町村から発信される避難指示・勧告情報や避難所情報、被害情報などを、TBCテレビのデータ放送で提供するサービスを7月1日に開始する。

 公共情報コモンズは、安心・安全に関わる公的情報など、住民が必要とする情報が迅速かつ正確に住民に
伝えられることを目的とした情報基盤で、2011年6月にマルチメディア振興センターが運用を開始した。

 TBCテレビ(宮城1ch)にチャンネルを合わせ、リモコンのdボタンを押すと表れるデータ放送のトップ画面から、リモコンの上下左右キーで「宮城県災害情報」を選択する。この宮城県災害情報画面から、リモコンの上下左右キーで見たい情報を選択するという使い方になる。

 東北放送は、東日本大震災を教訓に、災害時の緊急情報を一人でも多くの視聴者・聴取者に迅速に伝達することを目的に取り組んだという。

 なお、宮城県では6月12日から公共情報コモンズを活用した市町村の情報発信、メディアでの情報伝達の運用開始を予定しており。これにあわせて宮城県下で行なわれる「6.12総合防災訓練」で、「公共情報コモンズ」を活用した訓練が行われる。