写真●Xbox Oneのパッケージ
写真●Xbox Oneのパッケージ
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 米Microsoftは現地時間2013年6月10日、ビデオゲーム機「Xbox 360」の後継となる「Xbox One」のリリースについて詳細を明らかにした。11月に世界21市場で発売する。

 5月21日にXbox Oneを発表した時点では、発売時期について「年内」とだけ述べていた(関連記事:Microsoft、次世代ゲーム機「Xbox One」を発表、年内発売へ)。Xbox Oneは、ホーム画面の起動から、人気の高いテレビ番組の検索、友達のゲーム成績の確認など、さまざまな操作を音声命令で実行できる。「Windows 8」で提供しているのと同様の「Snap」機能により、画面を2つに分割して映画を見ながらオンラインゲーム対戦に参加したり、テレビを見ながら友達とVoIPサービス「Skype」で会話したりできる。

 商品パッケージには、Xbox Oneコンソール、Xbox One向けに強化したジェスチャー入力コントローラー「Kinect」、無線コントローラー「Xbox One Wireless Controller」が含まれ、オンラインサービス「Xbox Live」の新規Goldメンバートライアル(14日間無償)が付属する。Xbox Oneコンソールは500Gバイトのハードディスク装置、Blu-rayディスクプレーヤー、Wi-Fi接続などを備える。希望小売価格はパッケージ当たり499.99ドル(429ポンド/499ユーロ)。

 また同社は、Xbox 360の新モデルも発表した。Xbox Oneをベースにしたデザインを取り入れ、HDD容量が4Gバイトのコンソールは希望小売価格が199.99ドル、250Gバイトは同299.99ドル。HDD容量が4GバイトのコンソールとKinectのセットは同299.99ドル。米国、英国、カナダ、アイルランド、オーストラリアで同日発売する。数カ月で販売対象をさらに拡大する。

 さらに同社は、Xboxユーザーへの感謝の気持ちを表すキャンペーンとして、条件を満たした既存および新規のXbox Live Goldメンバーに、7月1日から12月31日までの間、Xbox 360向けゲームを毎月2タイトル無償で提供する。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]