日本マイクロソフト代表執行役社長の樋口泰行氏(左)がビックカメラ代表取締役社長の宮嶋宏幸氏から購入したSurface Proを受け取った
日本マイクロソフト代表執行役社長の樋口泰行氏(左)がビックカメラ代表取締役社長の宮嶋宏幸氏から購入したSurface Proを受け取った
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Surface販売コーナー前の会見で報道陣の質問を受けた
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ビックカメラ 赤坂見附駅店3階のエスカレーター近くにSurface販売コーナーがある
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 日本マイクロソフトは2013年6月7日、新型のタブレット型パソコン「Surface Pro」を発売した。代表執行役社長の樋口泰行氏は、同日にオープンしたビックカメラ赤坂見附駅店で記者会見を開催。ビジネス利用にも対応できる機能の豊富さを訴えた。

 樋口社長は「タッチ操作、文字のタイプ入力、ペン入力もできる。Officeも付属し、企業でビジネス用途にも使える。Windowsの資産も活用できる。まさに完璧なタブレット」とSurface Proの特徴を説明した。iPadなどタブレットのライバル機に対しても「バリューはこれに優るものはない」と自信を見せた。iPadは2013年5月31日、円安の影響で製品価格を値上げしている。同様な価格変更の可能性について聞かれると、樋口社長は「そんなことはしません」と否定した。会見後には自らクレジットカードでSurface Proを購入。ビックカメラ代表取締役社長の宮嶋宏幸氏から手渡しで製品を受け取った。

 ビックカメラの宮嶋氏は「ビジネス利用に対応できるSurface Proは、ビジネスパーソンが集まる赤坂にぴったりの製品」と期待をかけた。Surface販売の専用コーナーはパソコンやタブレットが並ぶ3階の中でもエスカレーターに近い“一等地”にある。「話題性のある製品だから視認性の高い場所にコーナーを設置した」と説明した。6月8日に福岡県北九州市に開店する「コジマ×ビックカメラ小倉店」についても触れ、「ビックカメラの特色を出した品ぞろえにする。Surface Proのような先端の製品も取り扱っていきたい」と、Surface Proの販売を強化する考えを示した。