米Facebookは現地時間2013年6月6日、同社の広告製品を整理統合すると発表した。6月後半より約半年かけて、現在27種類ある広告製品を半分以下にする。同社は「寄せられたフィードバックから、広告製品を簡素化する必要があることを認識した」と説明している。
具体的には、「Questions」広告を廃止し、コメントで質問を投稿して回答を得られるようにする。特典情報などは公式ページにリンクを投稿する方がより効果的であるため、「Offer」広告も廃止する。
また、これまでソーシャルな文脈に沿って適切な広告を表示するためには、広告主は広告とスポンサー記事を購入しなくてはならなかったが、将来的にはこれを1つにまとめる。例えば、写真付きの広告を1つ作成すれば、Facebookが自動的にソーシャルな文脈を判断して適切な位置に掲載されるようにする。
そのほか、広告の全体的な表示も統一感を持たせる。これにより複数の広告キャンペーンを展開する広告主は広告出稿の手間が軽減し、Facebookユーザーの使用体験も向上するとしている。
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