米Amazon.comは現地時間2013年6月6日、同社の米国サイト内にWindowsパソコンやMac、Webブラウザー向けのインディーゲームを取り扱うストア「Indie Games Store」を開設したと発表した。世に広めることが困難な独立プロが開発したゲームの宣伝、販売を手助けする取り組みの一環で、同社のDigital Video Games Store内に専用カテゴリーを設けたとしている。

 このストアは現在米国のみのサービスのようだが、米The Next Webは、公開されているほとんどのゲームはダウンロード販売であるため、Amazonの米国アカウントを持つ世界中のユーザーが利用できそうだと伝えている。

 Indie Games Storeでは、Amazonが注目する開発者を取り上げて紹介する「Indie Spotlight」を設けているほか、ユーザーの投票による人気ゲームのコンテスト「Indie Gamer’s Choice」を実施する。また同日から7月23日までの期間限定で5~10タイトルのゲームをパッケージにして最大90%引きとなる9.99ドルで販売する「Indie Bundles」や、7月17日までの期間限定で、1本を購入するとAmazonが選んだ3本が無料になる「Gift with Purchase」というキャンペーンを実施する。

 The Next Webによると、ゲームはAmazonの審査を通ったものだけが公開されるという仕組み。申請手続きの詳細については同社に電子メールを送って問い合わせてほしいとしており、現在のところWebによる専用の申請窓口などはない模様だ。

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