Pew Research Centerによる米国成人が所有するプラットフォーム別スマートフォンの調査結果
Pew Research Centerによる米国成人が所有するプラットフォーム別スマートフォンの調査結果
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 米国の調査機関Pew Research Centerが現地時間2013年6月5日に公表した調査結果によると、同年4~5月時点における米国成人のスマートフォン所有率は56%となり、2年前に行った同様の調査の35%から大きく伸びた。米国成人の携帯電話所有率は91%で、そのうち61%がスマートフォンを利用しているという。

 この調査は、2013年4月17日~5月19日にアンケートを実施し、18歳以上の米国人2252人から回答を集めた。スマートフォン所有率が50%を上回るのはPew Research Centerが同様の形式で調査を開始して以来初めてという。

 これによると、スマートフォン普及率が最も高い年齢層は25~34歳で、81%がスマートフォンを所有している。この後18~24歳が79%でこれに次ぎ、以下は年齢が上がるほど普及率が低下する。35~44歳は69%、45~54歳は55%、55~64歳は39%、65歳以上は18%となった。ただし、2年前に調査で50%を超えていたのは25~34歳の層のみ。この2年でスマートフォンが幅広い層に浸透したことがうかがえる(関連記事:米国成人のスマートフォン普及率は35%、人気OSは「Android」)。

 モバイルプラットフォーム別の普及率を見ると、Androidが28%で最も多く、これにiPhoneが25%で続いた。一方BlackBerryは4%、Windows Phone/Mobileは1%にとどまった。このうちAndroidは男性(31%)の方が女性(26%)よりも多く、iPhoneは女性(26%)の方が男性(24%)よりも若干多いという傾向が見られた。

[発表資料(プレスリリース)]
[調査レポート(PDF文書)]