米Yahoo!は現地時間2013年6月5日、米国向けWeb検索サイトのデザイン変更を発表した。「検索結果を前面かつ中心に据え、ページの読み込み速度も高めた」としている。
新デザインの検索結果ページは、「Web」「Images」「Video」「Shopping」などこれまでタブで切り替えていたカテゴリーを左カラムのメニューにまとめ、より高い位置に検索結果を表示するようにした。
ナビゲーションバーをページの最上部に配置し、「Mail」「News」「Sports」「Finance」など各Yahoo!サービスにも手軽にアクセスできる。同様のナビゲーションバーを他のYahoo!サービスにも順次導入する。
ナビゲーションバーの真下に検索キーワード入力枠を設け、その左にログイン、メール、設定アイコンを見やすく並べた。同社は今後数カ月にわたって、さらに機能強化を進めるとしている。
同社検索部門担当上級バイスプレジデントのLaurie Mann氏によると、新デザインは今年2月にリニューアルしたYahoo!ホームページとの調和を図っているという(関連記事:Yahoo!、米国ポータルサイトのホームページをリニューアル)。
一部の米メディアSlashGearは、Yahoo!ホームページに合わせたというよりは米Googleの検索結果ページに似ている印象があると、指摘している。
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