東芝は、ペン型の付属デジタイザーを使ってタッチパネル上で紙のような書き心地を持たせた液晶部着脱式のUltrabook「dynabook V713/28J」を2013年6月下旬に発売する。液晶部は取り外すとタブレットになり、利用場面に応じて使い分けできる。同時に、デジタイザーなしモデルや、15.6型ノートパソコン3機種6モデルも発売する。いずれもOSはWindows 8（64bit版）でオープン価格。
Ultrabook V713/28Jは、静電容量式マルチタッチ対応タッチパネルと電磁誘導方式のデジタイザーを採用。画面部の特殊フィルムと合わせて摩擦抵抗を調整し、紙に文字を書く際の書き心地を再現した。また、タッチ面から液晶までの距離を短縮することでペン先とのズレを抑える。指によるタッチ操作にも対応する。
きょう体は高剛性樹脂とマグネシウム合金で、画面は11.6型フルHD（1920×1080ドット）液晶。超低電圧版のCore i5-3339Yプロセッサーを搭載。バッテリー駆動時間は約7時間。本体寸法は幅299.0×奥行き220.5×高さ19.9mm（キーボード接続時）。重さは約1.47kg（キーボード接続時）。予想実売価格は17万円前後。
デジタイザーが付属しない「V713/27J」は、重さ約1.43kg（キーボード接続時）。予想実売価格は15万円前後。
タッチ対応ハイスタンダードAVノートの「dynabook Qosmio T953」は、CPUに第4世代Core i7プロセッサーを採用し、タッチ対応のフルHD液晶とharman/kardonステレオスピーカー、DTS Studio Sound、3波対応W録TVチューナー、BDXL対応ブルーレイディスクドライブを搭載。4K2K出力に対応する。本体寸法は幅377.7×奥行き244.3×高さ30.2mm、重さは約2.5kg。予想実売価格は22万円前後。
このほか、タッチ対応スタンダードノート「dynabook T653」3モデル（予想実売価格は13万円台半ば～18万円台半ば）、ワイヤレスTVチューナーを同こんしたスタンダードノート「dynabook T553」2モデル（同12万円前後～14万円台半ば）を6月14日から順次発売する。
