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セコムが「モバイル遠隔診察システム」を開発、2014年中の実用化を目指す

目次 康男=日経BPイノベーションICT研究所/日経コンピュータ 2013/05/28 日経コンピュータ
写真1●患者が利用する遠隔診察端末の試作機
写真1●患者が利用する遠隔診察端末の試作機
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写真2●医療機関に設置する遠隔医療端末の試作機
写真2●医療機関に設置する遠隔医療端末の試作機
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写真3●セコムの前田修司社長
写真3●セコムの前田修司社長
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 セコムは2013年5月28日、遠隔診療や訪問看護向けの「モバイル遠隔診察システム」を開発したと発表した。蛍光灯やLED照明など様々な照明環境下においても、肌の色を忠実に再現する画像処理機能を実装した点が特徴だ。2014年中の実用化を目指す。

 同社が開発したシステムは、患者が利用する遠隔診察端末(写真1)と、医療機関に設置する遠隔医療端末(写真2)、画像データを変換したり過去の診察データを保管・管理したりするサーバー(データセンターで運用)から成る。

 遠隔診察端末は、LED照明とカメラ、ディスプレー、通信機能などを備える。ITの知識が無い患者でも利用できるよう、電源を投入して簡単な初期設定をするだけで、医療機関にある遠隔医療端末と音声・映像をやり取りできるようにした。遠隔診察端末の試作版は小型アタッシュケースの大きさだが、実用化の際はさらに小型化し、重さは1キログラム程度に抑える計画だ。

 セコムがこだわったのは、「肌の色」の再現だ。新システムを使うと、どのような照明環境下であっても、正しく患者の肌の色をディスプレー上に再現できる。そのため医師はディスプレーを介して、患者の顔色や手足の皮膚の色、目の状態、舌や唇の状態などを「視診」できる。従来のテレビ会議システムでは、照明環境などの違いにより色が変わってしまうため、遠隔医療での「視診」に使うことは難しかった。

 肌の色を再現するために、セコムはカラーパターン(1枚のシートに複数の色を塗ったもの)を使った色相変換技術を開発した。患者は遠隔診察端末を利用する前に、搭載カメラでカラーパターンを撮影する。このデータと基のカラーパターンとの差分をサーバー側で計算し、正しい色相に変換してから医療機関側のディスプレーに映し出す。ほかにも、正しく色を再現できるように設定した専用ディスプレーを用いるなどの工夫もした。

 発表会の席でセコムの前田修司社長は、「超高齢社会、防災、セキュリティという事業領域を拡大し、2025年までに37の新しいサービスを創出する。モバイル遠隔診察システムは、その中の一つである。“ALL SECOM”で安全・安心、そして快適・便利な社会を実現していきたい」と述べた(写真3)。

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