韓国の英字新聞「Korea Herald」が、現地時間2013年5月27日に公開した記事で引用した米Strategy Analyticsの調査データによると、2013年第1四半期の中国におけるスマートフォン販売では、韓国Samsung Electronicsが販売台数1250万台で首位を維持した。

 中国スマートフォン市場におけるSamsungのシェアは、前期比2.2ポイント増の18.5%となった。5四半期連続の首位となるが、単一四半期で1000万台を超えるのは今回が初めてという。

 中国Huawei Technologies(華為技術)が810万台を販売し、中国Lenovo Group(聯想集団)から2位の座を奪った。Lenovoの販売台数は790万台で3位だった。4位は販売台数700万台の中国Coolpad(酷派)、5位は同640万台の中国ZTEだった。米Appleは同610万台で6位に入っている。

 2013年第1四半期における中国のスマートフォン販売台数は合計6740万台に達し、世界全体の約32%を占めた。

 Samsungは、2012年の中国向け年間販売台数でもベンダー首位に立っている。昨年の販売台数は3006万台で、前年の1090万台の約2.8倍に増加。市場シェアは、同5.3ポイント増の17.7%となった(関連記事:Samsung、中国のスマホ市場で販売台数が初めて首位に)。