各製品のおけるWindows XPでの利用可能期間(トレンドマイクロの情報から引用)
各製品のおけるWindows XPでの利用可能期間(トレンドマイクロの情報から引用)
[画像のクリックで拡大表示]

 トレンドマイクロは2013年5月23日、Windows XPで動作する同社セキュリティ製品のサポートを、Windows XPのサポートが終了する2014年4月9日以降も継続することを明らかにした。個人向け製品は2015年12月31日まで、企業向け製品については2017年1月30日まで、パターンファイル(定義ファイル)を提供するとともに、問い合わせなどにも対応する。

 日本マイクロソフトによるWindows XPのサポートが終了すると、Windows XPに新しい脆弱性が見つかったとしても、セキュリティ更新プログラム(パッチ)は提供されなくなる。このためトレンドマイクロでは、Windows XPユーザーに対して、新しいOSへの移行を推奨している。

 しかしながら、サポートが終了する2014年4月9日の時点では、移行が完了していないユーザーがいると予想されるとして、それ以降も、Windows XP上での同社セキュリティ製品のサポートを継続するという。

 対象となる製品は、企業向けが「ウイルスバスター コーポレートエディション」「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス」「Trend Micro Portable Security」。いずれも2017年1月30日までサポートする。

 個人向け製品では「ウイルスバスター クラウド」が対象。2015年12月31日までサポートを継続する。