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 米Googleは現地時間2013年5月22日、検索キーワードの傾向などを調べられる「Google Trends」に、月別の検索トップ10を表示する「Top Charts(トップチャート)」を追加したと発表した。

 Top Chartsでは、毎月最も検索された上位10位の人物、場所、物などを40以上のカテゴリー別に2004年までさかのぼって表示する。前月からの変動や過去の最高位などの情報も提供する。当初は、米国のデータにもとづいたチャートのみだが、他の国にも対象を広げる予定。

 Top Chartsは同社の検索技術「Knowledge Graph」をベースにしており、Googleの説明によれば、単にキーワードの検索回数を集計したものではなく、多くの関連する検索から実際にどれくらい高い関心を集めているかを示すものとなっている。

 また同社は、リアルタイムの急上昇キーワードをフルスクリーンで表示する機能の追加も明らかにした。Google Trendsトップページ左側の「Visualize Hot Searches in full-screen」をクリックすると、鮮やかなカラーを背景に急上昇キーワードがアニメーションで次々に表示される。対象の国を切り替えたり、一度に表示するキーワードの数を最大25個まで増やしたりできる。

 そのほか、Google Trendsトップページを見やすくするなど細かい改良も行った。

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