サイバーエージェントは2013年5月22日、子供を持つ女性向けの事業を強化するために「ママ事業部」を設立したと発表した。同事業部の取り組みの第1弾として、育児中の女性を対象に、自宅で仕事を受託する仕組みを提供する「クラウドソーシング事業」を開始する。

 ママ事業部は、ママ向けのサービスやコミュニティの構築を目的として、Ameba事業本部の配下に新設された組織。エンジニアを含む20人が所属する。Amebaのブロガーを中心に、年内に100万人の“ママ”データベース構築を目指すとしている。

 同事業部では、ママデータベースの登録者向けに、インターネット経由で在宅仕事を依頼するクラウドソーシング事業を、2013年夏以降に提供する計画だ。事業開始当初は、Amebaのコンテンツのライティングや、Amebaのデバッグ・監視など、Amebaの運用業務を中心に依頼するという。