NTTデータは2013年5月21日、同社グローバルビジネス統括本部と関係組織を統合し、同7月1日に「グローバルビジネスカンパニー」を設置すると発表した。海外事業における機動性向上が目的だ。カンパニー長には、山田英司代表取締役副社長執行役員が就任する。

 グローバルビジネスカンパニーは、グローバル戦略の策定や海外の新規市場開拓、さらに他カンパニーと海外事業会社、あるいは海外事業会社間での連携の促進などにあたる。

 NTTデータは2012~2015年度の中期経営計画において、注力分野として海外市場の取り込みやカバレッジの拡大を挙げ、国内最大手のシステム開発会社からグローバルトップ5のIT企業へと進化することを目標として掲げている。