調査会社のニールセンは2013年5月20日、スマートフォンでのWebサイト利用動向に関する月次調査データを提供するサービス「Mobile NetView」を開始した。調査協力モニターのスマートフォンに搭載したメーターを使って、Webサイト訪問者数およびアプリの利用者数を集計。調査レポートをWeb画面上で公開する。調査データ閲覧画面には、年間契約に基づいて発行されるID/パスワードでアクセスする。

 同サービスの調査協力モニター数は、Androidユーザー2000人、iOSユーザー2000人の合計40000人。スマートフォンからWebサイトへのアクセス動向、およびスマートフォンアプリ経由でWebサービス利用動向について収集したデータを、ぺアレント(会社単位)/ブランド(Webサイト単位)/チャネル(コンテンツ単位)ごとにカテゴリー分類し、レポートする。調査対象とする主な指標は、ユニークオーディエンス、リーチ率、利用時間、ページビュー、訪問者数など。

 ちなみに、同社がMobile NetViewのシステムを利用して2013年3月に実施した調査によると、アプリ経由のアクセスとブラウザーからWebサイトへのアクセスを合算したサービスごとの訪問者ランキングの1位はGoogle、2位はYahoo!、3位はFacebookだった。同一の調査データを、アプリ利用とWebサイト利用それぞれでランキングすると、アプリ利用者数ランキングのトップはLINE、WebサイトのトップはGoogleとなった。