画像●米Twitterなどが、「Google Glass」対応アプリを発表
画像●米Twitterなどが、「Google Glass」対応アプリを発表
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 米Facebook、米Twitter、米Evernoteはそれぞれ現地時間2013年5月16日、米Googleのめがね型ウェアラブルコンピュータ「Google Glass」に対応したアプリケーションを発表した。Google Glassで撮影した写真を直接各サービスにアップロードできる。

 いずれのアプリケーションもすでに提供を開始している。Google Glass所有者は、専用アプリケーション「MyGlass」でそれぞれFacebook、Twitter、Evernoteのカードを有効にすることで利用できる。

 Facebookの「Facebook for Google Glass」では、Google Glassから写真をFacebookのタイムラインで公開し、音声入力でキャプションも付けられる。写真を共有する範囲はMyGlassで設定できる。写真に写っている人のタグ付けは、現時点ではGoogle Glassからは行えないが、Google Glassから投稿した写真にあとでパソコンやモバイル端末からアクセスしてタグ付けすることはできる。

 Twitterの「Twitter for Google Glass」では、Google Glassで撮った写真を投稿すると、自動的に「Just shared a photo」(写真を共有しました)というテキストにハッシュタグ「#throughglass」が付いて、タイムラインに表示される。フォローしているユーザーからのツイートやDMの通知をGoogle Glassで受け取り、返信やリツイート、お気に入り登録も行える。

 Evernoteの「Evernote for Google Glass」は、Google Glassで撮影した写真や短い動画をGoogle Glassの共有メニューからEvernoteアカウントに送信できるほか、Evernoteに保存してあるノートを選んで、Google Glassのタイムラインに表示することが可能。

 米メディアの報道(CNew York Times)によると、これまでGoogleサービス以外でGoogle Glassから利用できるのは米紙「New York Times」のニュース配信と写真/ビデオ共有アプリケーション「Path」だけだった。今回Facebook、Twitter、Evernoteのほか、ニュースネットワーク「CNN」、マイクロブログサービス「Tumblr」、女性誌「Elle」もGoogle Glass向けアプリケーションの提供を開始した。

[発表資料(Facebook)]
[発表資料(Twitter)]
[発表資料(Evernote)]