ソフトウェア・エー・ジーは2013年5月15日、プロセス駆動型アプリなどが構築可能なPaaSスイート「Software AG Live」を発表した。Software AG Liveは、クラウドアプリケーションを開発するためのプラットフォームで、「AgileApps Live」「Process Live」「Integration Live」から構成される。

 AgileApps Liveは、プロセス駆動型のアプリケーションが構築できるPaaSで、4月25日に買収を発表したLongJumpの技術をベースとしている。AgileApps Live上で構築されたアプリケーションはモバイル展開が可能。ソーシャルネットワークとのインテグレーション機能も備わっている。

 Process Liveは、プロセス分析のPaaSで、他部門のユーザー同士が連携し、要件管理やビジネスプロセス設計の改善ができるという。Process Liveは、ソフトウェア・エー・ジーのビジネスプロセス分析プラットフォーム「ARIS Business Process Analysis」に対応する。

 Integration Liveは、クラウドサービス同士を統合し、プライベートクラウドやオンプレミスのESB(エンタープライズサービスバス)との接続を実現するインテグレーションPaaS。ソフトウェア・エー・ジーのエンタープライズアプリケーション統合ソリューション「webMethods ESB Integration Server」に対応している。

 AgileApps Liveは同日より提供開始する。価格は、1ユーザーあたり月額49ドルで、5ユーザーから利用可能。開発可能なアプリケーションは100本までとなっている。Process Liveは2013年下半期に、Integration Liveは2014年第1四半期にリリースされる予定。