読売テレビグループ3社は、アニメ制作会社など4社と協力し、北米向けのアニメーション配信を中心とする事業を開始した。

 7社は2012年12月にLLP(有限責任事業者組合)の「ANIME SOLS」を設立し、事業の準備を進めてきた(関連記事)。このほど日本時間の5月14日午前10時にインターネット上の動画配信サイト「ANIME SOLS」をスタートした。

 このサイトでは、各社が窓口や権利を持つ「クラシックタイトル」とされる旧作品を中心に、北米向けに無料配信を行う。作品に関心を持った視聴者から賛同金を募り、DVDなどのパッケージ化や商品化を目指す。

 7社の顔ぶれは、読売テレビ放送、読売テレビエンタープライズ、エイデック、タツノコプロ、手塚プロダクション、ぴえろ、Quarkproである。

 主な初期配信予定タイトルは、ヤッターマン(読売テレビ)、ブラック・ジャック(読売テレビ)、宇宙の騎士テッカマン(タツノコプロ)、タイムボカンシリーズ ヤッターマン(タツノコプロ)、海底超特急マリン・エクスプレス(手塚プロダクション)、100万年地球の旅 バンダーブック(手塚プロダクション)、フウムーン(手塚プロダクション)、忍者戦士飛影(ぴえろ)、魔法の天使クリィミー マミ(ぴえろ)など。