LUMIX DMC-LF1
LUMIX DMC-LF1
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LUMIX DMC-G6Wのホワイトモデル。ブラックモデルとシルバーモデルは黒色レンズになる
LUMIX DMC-G6Wのホワイトモデル。ブラックモデルとシルバーモデルは黒色レンズになる
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 パナソニックは2013年5月14日、デジタルカメラの新製品として「LUMIX」シリーズのコンパクトデジタルカメラ1機種とレンズ交換式カメラ1機種を6月20日から発売すると発表した。価格はいずれもオープン。

 「LUMIX DMC-LF1」は、35mmフィルム換算で焦点距離28~200mm相当の7.1倍ズームレンズを搭載したコンパクトカメラ。開放F値がF2.0~5.9と明るいのが特徴だ。撮像素子には、コンパクトカメラとしては比較的大きな1/1.7型のMOSセンサーを採用する。有効画素数は1210万画素。

 ファインダーやダイヤルを使って、フィルムカメラに似た撮影の操作感を楽しむこともできる。液晶モニターのほか、20.2万画素の電子ビューファインダー(EVF)を搭載しており、直射日光下などの明るい場所でも構図を確認しやすい。レンズ周辺の「コントロールリング」では、露出補正や絞り、シャッタースピードなどの設定が可能だ。

 無線LANとNFCの機能を内蔵しており、カメラをスマートフォンに近づけるだけで写真を転送できる。サイズは幅102.5×高さ62.1×奥行き27.9mm、重さはバッテリーとメモリーカードを含めて192g。実勢価格は約5万円の見込み。

 一方、「LUMIX DMC-G6」はマイクロフォーサーズ規格のレンズ交換式カメラ。撮像素子は、有効画素数1605万画素のLive MOSセンサーだ。画像処理エンジンを刷新し、ISO感度が拡張設定ならISO 25600までになった。電源を入れてから0.5秒で撮影可能な状態になるなど、動作速度も向上している。最高連写速度は毎秒7コマ。

 144万画素で視野率100%の有機EL式ビューファインダーを搭載している。背面の3型液晶モニターは左右に180度、上下に270度回転するので、低位置などからの撮影も容易。タッチ操作にも対応している。また、無線LANとNFCの機能も内蔵している。

 実勢価格は、本体のみ(DMC-G6)で約8万円の見込み。そのほか、35mmフィルム換算で28~280mm相当の高倍率ズームレンズ(H-FS14140)が付属する「標準ズームレンズキット DMC-G6H」は約12万円。28~84mm相当(H-FS1442A)と90~300mm相当(H-FS45150)の2本の交換レンズが付属する「ダブルズームレンズキット DMC-G6W」は約11万円。小型軽量な28~84mm相当の電動ズームレンズが付属する、H-PS14042「電動ズームレンズキット DMC-G6X」は約10万5000円。

 本体色はホワイト、シルバー、ブラックの3通り。ただし、標準ズームレンズキットはシルバーとブラックのみ、電動ズームレンズキットはブラックのみになる。