NTTコミュニケーションズは2013年5月14日、イーサネット専用線「Arcstar Universal One イーサネット専用線」のメニューを拡充し、新たに帯域100Gビット/秒のメニューを追加すると発表した。従来の最大帯域は10Gビット/秒だった。5月20日から受注を開始する。提供エリアは国内全都道府県。

 国内の2拠点間をイーサネット専用線で接続する。提供品目(帯域)は、最小1Mビット/秒から最大100Gビット/秒。これまでの最大帯域は10Gビット/秒だったが、今回新たに100Gビット/秒の品目を追加した(インタフェースは100GBASE-LR4)。東西を結ぶ経路は、日本海側、中央、太平洋側の3ルートを用意しており、希望のルートを選択できる。

 100Gビット/秒の料金(税別)は、初期費用が5万円、月額480万円。具体的には、品質が最上位で回線の冗長化構成をとる「プレミアムプラン」の場合、2回線分(480万円×2)で960万円になる。一方、「ギャランティプラン」の場合、標準ではセットになる低速のバックアップ回線を含まない100Gビット/秒の回線部分だけで480万円になる。

 今後は、日米間を結ぶグローバル専用線についても100Gビット/秒のメニューの提供を予定する。

■変更履歴
記事公開当初、100Gビット/秒の料金を「税込み」としていましたが正しくは「税別」です。また、同段落で10Gビット/秒の料金として掲載していた値は誤りだったため削除するとともに、プレミアムプランとギャランティプランの価格構成例を補足しました。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2013/05/14 21:10]