米Googleが「Android」プラットフォーム向けの新たなゲームサービス「Google Play Games」を用意するようだと、Android関連のニュースブログ「Android Police」の記事を引用する形で複数の米メディア(PCMag.comTechCrunchなど)が報じた。

 Android Policeに現地時間2013年5月11日付けで掲載された記事によると、投稿者のRon Amadeo氏は、Android向けデジタルコンテンツ販売/配信サービス「Google Play」の最新バージョン(3.1.36)のAPKファイルを分析している中で、ゲームコントローラーをデザインしたアイコンと設定メニューに気づいたという。設定メニューは、アカウントの切り替えや通知管理などを行うインタフェースになっており、「Google+」との連携機能も統合されている。

 Amadeo氏は、マッチメイキング、ゲーム内チャット、ランキング、招待のほか、クラウド上でのゲーム保存といった機能がGoogle Play Gamesに装備される可能性があるとしている。

 Googleは5月15日からサンフランシスコで開発者向けイベント「Google I/O 2013」を開催する予定で、その際Google Play Gamesを正式発表する可能性があると、米CNET News.comは指摘している。米TechHiveの報道によると、今年のGoogle I/Oはゲーム関連のセッション数が過去2年の合計より多く、特に1日目はAndroid関連の10コマのうち、半数がゲームに関するものと見られる。