写真●武雄市の樋渡啓祐市長(左)に答申を手渡す武雄市ICT教育推進協議会座長の松原聡東洋大学教授(右)。武雄市のFacebookより引用
写真●武雄市の樋渡啓祐市長(左)に答申を手渡す武雄市ICT教育推進協議会座長の松原聡東洋大学教授(右)。武雄市のFacebookより引用
[画像のクリックで拡大表示]

 佐賀県武雄市は市内の全小中学校の生徒・児童約4000人に、タブレットを配布する。武雄市ICT教育推進協議会が2013年5月9日、「小中学校全学年の全児童生徒全員にタブレットを配布することが望ましい」と答申。武雄市の樋渡啓祐市長は「2013年4月以降、全学年、全児童生徒に整備するように取り組みたい」との意向を表明した。

 武雄市では2011年に、山内東小と武内小の4~6年生全員にiPadを配布。山内東小では配布後、児童の知識理解や技能成績が全国より高くなる調査結果が出ていたという。

 武雄市ICT教育推進協議会座長の松原聡東洋大学教授は「これまでの実績と全校長が導入を望んだことが答申の理由。武雄市が先鞭をつけて、国全体の教育を動かしてほしい」と答申に至った経緯と、要望を語った。

[武雄市の発表(facebook)]
[樋渡啓祐 武雄市長のブログ]