総務省 北陸総合通信局と北陸情報通信協議会安心・安全部会は2013年5月9日、「民間クラウドサービス活用公共情報コモンズ導入モデル」検討ワーキンググループを同日に設置し、第1回会合を開催したと発表した。この日は、合わせて第1回の合同実証実験を実施した。

 検討WGのメンバーは、石川県、富山県、福井県、NHK金沢、NHK富山、NHK福井、福井放送、福井ケーブルテレビ、ケーブルテレビ富山、石川コンピュータ・センター。第1回会合では、検討WG及び実証実験の実施スケジュールの確認などを行った。

 同日に行われた第1回の合同実証実験には、石川県、金沢市、七尾市、小松市、白山市、能美市、かほく市、野々市市の各防災担当職員が参加した。5月30日には、第2回合同実証実験を予定しており、石川県、金沢市、七尾市、小松市、白山市、能美市、かほく市、野々市市の各防災担当職員、NHK金沢、石川県内民放各社が参加する。災害時の具体的なシナリオを想定して、公共情報コモンズに順次情報入力する。公共情報コモンズに入力された情報は、「コモンズビューワ」により放送事業者に閲覧してもらう。

 こうした実証実験を経て、6月上旬には第2回の検討WGを開催する。実証実験の結果について評価の分析を行い、結果をとりまとめる。

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