Microsoftの最高財務責任者に就任したAmy Hood氏
Microsoftの最高財務責任者に就任したAmy Hood氏
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 米Microsoftは現地時間2013年5月8日、これまでビジネス部門の財務責任者を務めてきたAmy Hood氏(41)が同社の最高財務責任者(CFO)に就任したと発表した。

 Microsoftは2013会計年度第3四半期(2013年1~3月)の決算発表で、CFOのPeter Klein氏が退任することを明らかにしており、財務部門から後任を探すとしていた。Klein氏は6月末までMicrosoftに残り、役職の移行を円滑に進めるという。Hood氏は即日CFOに就任した(関連記事:Microsoftの1~3月決算は増収増益、CFOは6月末で退任へ)。

 Hood氏は2002年にMicrosoftに入社。サーバーおよびツール関連事業部門で複数の役職に就いた後、ビジネス部門で戦略・事業開発チームを統率した。2010年にビジネス部門のCFOの就任し、Office 365の移行やSkype、Yammer買収の戦略開発・遂行に深く関わった。

 今後Hood氏はMicrosoftの全社的な財務責任者として経営戦略や企業買収、税務計画、財務報告、内部監査、IR(投資家向け広報)などの業務を統括する。

 なお米BloombergはPeter Klein氏の後任として、Windows担当最高マーケティング責任者(CMO)兼最高財務責任者(CFO)のTami Reller氏も候補に挙っていたが、最終的にHood氏が選ばれたと報じている(関連記事:Microsoft、Windows 8の改良版「Windows Blue」は今年後半にリリース)。
 
[Microsoftの発表資料]